退職の日を迎えた29日、山口県の職員が長年勤めた職場に別れを告げました。



今年から県では定年が61歳となり、60歳の節目に退職する人や早期退職を選んだ56人が県庁での最後の日を迎えました。

村岡知事から1人1人に退職辞令が交付されました。

村岡嗣政 知事
「皆様方には、県民のため県政の推進のため、それぞれの立場で大変なご尽力をいただきましたことに心から感謝を申し上げたいと思います」

退職者の多くは1986年に入庁しました。

2001年の山口きらら博に、2011年の山口国体、2018年の山口ゆめ花博と大きなイベントを支えた世代です。

総務部 松岡正憲 部長
「やまぐち未来維新プランを主体的に策定に携わらせていただいたことは、非常に大きな印象に残っています。県政の推進にそれぞれ皆さんで頑張って頂けたらと思っています」

産業労働部 小関浩幸 部長
「蓄電池、半導体の産業とか新しい取り組みにチャレンジできたことは非常にありがたかったかなと思っています。今まで以上に前例にとらわれる事なく新しい事にチャレンジしていただきたいと思っています」

晴れやかな表情で長く勤めた職場に別れを告げました。



新年度は新たに137人の職員を迎えます。