能登半島地震で液状化現象により甚大な被害を受けた富山県氷見市の北大町や栄町の住民らと林市長が意見交換です。席上で住民からは「り災証明の判定結果に納得できない」と不満の声が挙がりました。

意見交換会には住宅への被害が甚大だった氷見市の北大町や栄町の自治会関係者や民生委員らが参加。

住民からは液状化への対策を求める声や仮設住宅の設置を求める声などがあがりました。

住民:「地盤が液状化しているから建て直そうにもなかなか困難という方がたくさんいる。氷見市として今後どうしていくかなど、長期的なビジョンを発表していただいて住民を安心していただきたい」

住民:「コミュニティの分断という話がありますので、小学校とか、比美乃江公園の駐車場に仮設住宅を建てていただくことはできないか」

それに対して林市長は仮設住宅の設置を検討することや液状化対策として町全体の地下水位を下げるために100メートルごとに大きな井戸を掘ることなども検討したいとしました。
