同じ人間としてとても理不尽だなと…

富山県リハビリテーション病院
こども支援センター小児科部長・森昭憲さん:
「カリキュラムに追いつかないといけない、これだけやらなきゃいけないってプレッシャーの下で、しかもコロナ禍でソーシャルディスタンスでいろんな制限を設けざるを得ないという状況で、コロナ前と比べてストレスが高くなった」

発達障害で不登校の子どもたちが安心して過ごせる場所が必要ー。岡本さんは大きな負担を負う覚悟を決めました。

社会福祉法人くるみ・岡本久子理事長:
「(補助金は?)ないです。2億円超え。(その小さな肩に?)はい、ずっしり」

岡本さんは、大学卒業後、障害者施設の職員として勤務。地域に障害のある人たちの居場所や支援する施設が足りていない現状に直面。これまで4つのNPO法人の設立に関わり、10年前、社会福祉法人を立ち上げるなど、35年、障害者福祉の道をひた走ってきました。

社会福祉法人くるみ・岡本久子理事長:
「障害のある方たちは選択する範囲がすごく狭いんですね。同じ人間としてとても理不尽だなと思って」