学校に行くだけでもストレス…

富山県内でも、小中学校の不登校は2022年度に初めて2000人を超えて過去最多の2192人に。5年前の2018年度と比較するとほぼ倍増しています。

特に発達障害のある児童生徒の不登校が増えていると、富山県リハビリテーション病院・こども支援センターの森昭憲医師は指摘します。

富山県リハビリテーション病院・こども支援センター小児科部長・森昭憲さん:
「神経発達症(発達障害)の特徴をもっている人って集団でやっていこうという枠組みから外れやすいというか、集団でやっていこうっていう枠組み自体にそもそも合いにくいというところがあるので、学校で行くだけでもストレスが多いんですよ。神経発達障害の特徴をもって、かつ学校に行ってないということは、つまり心の傷つき体験ともいえるわけです」

新型コロナによる一斉休校後の学校は、さらにストレス要因が加わったといいます。