最近になって富山湾の魚種別の年間漁獲量トップ10に入ってきた富山湾のシイラ。おととしの漁獲量はマイワシとスルメイカに次ぐ3位でした。

阿部研究員は今後の可能性に期待を寄せています。
富山県水産研究所・阿部隼也研究員:
「近年、漁獲量が増加してきている魚でもあるので、魚種としては非常に重要になってくるんじゃないかなというふうに思います。今後ですね、食べられる文化が広まって、魚価も高くなっていけば、漁業者さんとしても喜んでいただけると思うので、生態の研究もそうですし、加工とかの利用に関しての研究も進めながら、利用について推進していけたらなというふうに思ってます」

海水温の変化とともに、シイラが、ブリやホタルイカ、シロエビのように富山湾を代表するような魚になる日が来るかもしれません…。