水上オートバイではケガをさせてしまう…
当時の海は波もおだやかで風はそれほど強くありませんでした。飯田さんたち9人よりも先に親子の異変に気付いた男性2人が118番通報します。
そのうちの1人がウインドサーフィンをしに来ていた射水市の柿谷孝至さんです。

ウインドサーフィンをしていた 柿谷孝至さん:「ちょうど砂浜にあがって休憩しているときに親子が流されているのをみつけまして、自力で救助に向かったんですけども…自力での救助が厳しいなという風に判断しましたので」「沖合にみえていたジェット(水上オートバイ)の方に声をかけて救助を求めました」

親子の救助依頼を受けた飯田さん。水上オートバイで救助に向かい10分後ようやく親子をみつけます。
9人で水上オートバイや海水浴 飯田悠斗さん:「肉眼ではみえなかったですね。だから方角だけ決めてどんどんそっちに走っていって」「見つけたとき親子が動いている様子だったりこっちをみている様子があったので、ほっとしました」

しかし水上オートバイで近づくとけがをさせるかもしれず、子どもが小さくのせることは安全ではないと判断します。