リサイクルを模索する会社は…
高岡市の廃プラスチックリサイクル会社「丸喜産業」。3月以降、全国からアクリル板のリサイクルに関する相談が相次いでいるといいます。

こちらの会社では、回収したプラスチックを細かく粉砕し「ペレット」と呼ばれる小さな形に加工しています。

アクリル板の回収はまだ始めていませんが、再び原料に戻して別の製品にリサイクルする仕組みを模索しています。

丸喜産業 営業部松村亮課長:「いま結構、産廃業者だったり市町村からアクリル板を(リサイクルとして)取り扱えないかという相談をいただくことが増えてきたので、それになるべく答えていくように社内で調整していっているところ」
私たちの生活がコロナ前に戻りつつある中でアクリル板を撤去するのか、それとも残すのか…。大量廃棄しないための仕組み作りが求められています。
アクリル板は「産業廃棄物」で自治体によっては一般ゴミとして処理することができず業者に頼んだり、リサイクルに回したりする必要があります。
コロナ禍で必要に迫られ大量に用意したアクリル板をどう処理するのか私たちの知恵が試されています。