「ヤングケアラー」とは、大人に代わって家族の介護や世話、家事などを日常的に担う子どもたち。勉強や睡眠の時間が取れない、希望する進路を断念せざるを得ない、などの影響が指摘されています。富山県の調査で「世話をしている家族がいる」と答えた中高校生は1クラスに1人か2人の割合でいることがわかりました。

みやの森カフェ 加藤愛理子さん:「はい、いらっしゃいませ、お久しぶりです」

富山県砺波市「みやの森カフェ」、野菜たっぷりのランチが人気で、この日もひっきりなしにお客さんが訪れていました。

カフェを運営する「Ponte(ぽんて)とやま」の加藤愛理子さんは、脳性まひの妹がいる今で言う「ヤングケアラー」で、もともとは介護をする人たちが集まることができる場としてこのカフェをオープンしました。

みやの森カフェ 加藤愛理子さん:「今学校行ってない子とか来て、ごはん一緒に作って、ごはん作ってる子もいればゲームしてる子もいるしそれは自由」

みやの森カフェ 加藤愛理子さん:「ごちゃまぜにいるもんですから、みんなヤングケアラーって思ってないと思うんですけど、似たような人がいるねとか。そういう状況なんだね、一緒だねとかはありますね」

今では、いろいろな人が集う「ごちゃまぜ」の場所です。