夜の街では客同士のトラブルが心配…
マスクの着用が営業に大きな影響を与えてきたスナックなどの接客業は…。
富山県社交飲食生活衛生同業組合
砺波彰裕理事長:「マスクをつけてよと思われる方もおられると思いますし、マスク外せばと考えられる方もおらるので個人個人の判断。そこがトラブル、ちょっとした言葉の掛け違いでトラブルもあるんで…」
マスク着用をめぐっては個人差があり、すでにトラブルも起きているといいます。また5類に引き下げられても飲み会を控える意識が変わるまでには時間がかかるのではないかとみています。
富山県社交飲食生活衛生同業組合
砺波彰裕理事長:「うれしくは思いますが、同時に不安、どういう風に皆さん受け止められて、どういう風になっていくかは先が見えないので不安もかなりあります」
砺波彰裕理事長によりますと、この3年間で桜木町の飲食店は500店舗から400店舗にまで減少。客足もコロナ前の6割から7割程度にとどまっているといいます。
富山県社交飲食生活衛生同業組合
砺波彰裕理事長:「接待を伴う店は、まだまだ客足、売り上げが伸びない」「一気に感染人数が増えたら来なくなるので、まじめな県民性でもありますが、大変ですよね」

一方、2年8か月ぶりにアクリル板を取り除き、ノーマスクで行われた知事の定例会見。
新田知事:「こう視界が開けたという感じはします。まぁ、でも(アクリル板が)ないとみなさんと直にやり取りができるなと実感している」
新田知事はマスクの着用が個人の判断とする政府の方針は妥当としています。ただウィズコロナ時代におけるマスク着用のルールは国に示してほしい考えです。
新田知事:「ご自身で判断が難しい方やあるいは(感染)ハイリスクの施設などでの(マスクの)あり方については科学的知見に基づいて、何らかのガイドラインを国で示していただければ我々としてはありがたい」