新型コロナのマスクの着用について、政府は個人の判断に委ねる方針を示しました。スポーツイベントやコンサートでマスクをすれば大声を出すことも認められましたが、富山県内ではすでに客が声を出すのを認めていた施設もあります。交錯する期待と不安の声です。
富山PRガール SA-NAさん:「ファンの方が掛け声をくださると、自分たちもモチベーションが上がるし、すごくうれしいです」

こう話すのは富山県内のライブハウスなどでコロナ禍も活動を続けてきたローカルアイドル、「富山PRガール」のリーダー、サーナさんです。

新型コロナ拡大以降、ライブではマスク着用で着席、声は出さずに拍手のみとしてきましたが、客が声を出すライブに期待を膨らませます。

富山PRガール SA-NAさん:「マスクなしだとよりファンの方が、楽しそうだなとか嬉しそうだなとかと表情もわかりやすいと思うので、やっぱりマスク外したほうがより一層、楽しめるかなと思います」

富山PRガール SA-NAさん:「感染対策をしながら声出しをして楽しめるといいいなと思います」。
ライブハウス関係者:「もう声を出しているよ」
30日、富山県内にあるライブハウスに取材したところ、主催者の判断を尊重した上で政府の発表を待たずして、すでに客が声を出すのを認めていた店もありました。

政府は1月27日、新型コロナの感染症法上の扱いについて、季節性インフルエンザと同じ「5類」に引き下げる方針を正式に決めました。移行日はゴールデンウイーク明けの5月8日。

