富山・氷見市にある日本ゼオンの工場で、液晶テレビなどの画質向上に欠かせない、フィルムの製造ラインが増設されることになりました。

15日に行われた起工式には、日本ゼオンの豊嶋哲也社長などが出席し、工事の安全を祈願しました。

今回新たに整備される製造ラインは日本ゼオン氷見二上工場に増設され建築面積は1万3500平方メートル。

この工場では大型液晶テレビに使われる3000ミリ幅の光学フィルムを製造します。

液晶テレビやスマホなどに使われるこのフィルムは、どの角度からでも鮮明な画像を見ることができるようにするもので、近年、大型液晶テレビの需要が高まる中、生産効率を向上させることがねらいです。

新たな製造ラインは2027年3月に完成する予定です。








