京都市右京区の道路で車5台が絡む事故があり、消防によると40代女性が心肺停止の重体だということです。

17日午後4時すぎ、京都市右京区の丸太町通りで、車載の緊急通報装備を経由した関係先から、「車が衝突したようだ、子供の泣き声も聞こえるが応答がない」と消防に通報がありました。

消防によりますと、軽乗用車を含む5台の事故だといい、40代とみられる女性が心肺停止の重体だということです。

さらに女性の車に同乗し、女性の子どもとみられる幼児が軽傷、別の車に乗っていた60代男性が軽傷だということです。

現場に残っている車5台は、西を向いたり、南を向いたり、あちこちの方向を向いた状態で止まっています。また車の前部が大きく破損している状況もわかります。

警察によりますと、目撃情報や、ドライブレコーダーなどから、交差点の近くで丸太町通りを東に進んでいた車が、対向車線を越えて、西に進んでいた車に向かって突っ込んだ可能性があるということです。


現場は太秦映画村も近い東西の幹線道路で、現場は雨が降っています。警察は事故の起きた詳しい状況を調べています。