2025年の国勢調査で富山市が人口の速報値を水増ししていた問題で、富山市の藤井市長は2日、人口をもとに算出される地方交付税が、水増しにより約6000万円分、過剰交付された可能性があると明らかにしました。市は、今月5日付で担当部長を異動させますが、市長は幹部職員による不正の指示は「なかった」との見解を示し、幹部職員を「信じている」と繰り返し強調しました。
総務省が刑事告発 大臣も「誠に遺憾」
この問題は、富山市が2025年の国勢調査で、少なくとも2千人以上人口を水増しして報告した疑いで、総務省が統計法違反の疑いで市の職員を刑事告発したものです。
総務省によりますと、富山市から提出された調査世帯の一覧の中には、居住実態がないとみられる世帯に現場の調査員が鉛筆で記入した二重線を消しゴムで消した跡などが見られたということです。

この問題は、2日の総務大臣の会見でも言及がありました。
藤井比早之 総務大臣
「富山市において統計法に違反する不適切な処理が確認されたため、統計局から捜査機関に告発を行うに至ったとは誠に遺憾です」








