北アルプス黒部五郎岳の標高2,670メートル付近で24日、前日から行方がわからなくなっていた台湾から登山に来ていた65歳の女性が斜面に倒れているのが見つかり、その後、死亡が確認されました。

富山南警察署によりますと、死亡したのは台湾・桃園市に住む飲食店従業員、許玉美(シー・イーメイ)さん(65)です。

許さんは9月23日、60代の友人の女性と共に太郎平小屋を出発し、黒部五郎小舎へ向かっていましたが、途中から許さんが先に進み「赤木岳」付近で別行動になったということです。

午後6時を過ぎても許さんらが小舎に到着しないため、従業員が富山県警山岳警備隊に通報、付近を捜索したところ、午後8時頃、登山道を歩いている友人の女性のみが発見されました。

翌24日、山岳警備隊員が改めて捜索を再開、午前8時頃、黒部五郎岳の標高2,670メートル付近で、登山道から外れた斜面に倒れている許さんを発見しました。

許さんは県警ヘリ「つるぎ」で富山大学附属病院に救急搬送されましたが、その後、死亡が確認されました。警察が死因などを詳しく調べています。