富山市の会社から猛毒の「シアン化金カリウム」、額にして約1140万円相当を盗んだとして、50歳の男が窃盗の疑いで逮捕されました。警察は転売目的とみて詳しく調べています。

窃盗の疑いで逮捕されたのは富山市の会社員の男(50)です。
警察によりますと、男はことし8月ごろから9月29日ごろまでの間、自身が勤務する富山市内の金属製造会社からシアン化金カリウム800グラム(時価計約1141万6000円相当)を盗んだ疑いがもたれています。

男は薬品を取り扱う担当で、警察の調べに対し、男は「シアン化金カリウムを盗んだことに間違いない」と容疑を認めているということです。
9月21日に会社関係者が県警本部に「従業員がシアン化金カリウムを無断で販売していた可能性がある」と相談していて、県警が被害届を受理していました。

警察は男が数年前から買い取り業者に転売していたとみて、調べを進めています。
シアン化金カリウムは、金メッキに使われる代表的な物質ですが、猛毒の青酸カリを含む極めて危険な物質です。

過去にも金属関係の会社から盗まれる被害が全国で相次ぎ、厚労省は2011年にシアン化金カリウムを適正に管理するよう呼びかける通達を都道府県や自治体に出していました。







