東海地方では、きょう8日(火)昼過ぎからあす9日(水)朝にかけて線状降水帯が発生し、大雨災害の危険度が急激に高まる可能性があります。すでに降り始めからの降水量が静岡県伊豆市天城山で487.0ミリ、三重県尾鷲市で472.0ミリに達しており、地盤が大幅に緩んでいます。10日(木)にかけて低い土地の浸水や河川の氾濫に厳重に警戒し、土砂災害や突風、落雷に注意・警戒してください。
気象庁が8日(火)午前10時56分に発表した情報によりますと、前線が本州の南岸付近にほとんど停滞しています。また、台風24号から変わった熱帯低気圧が四国の南を北上しています。前線に向かって、低気圧東側の暖かく湿った空気が流れ込み、前線の活動が活発になっています。
前線は10日にかけてほとんど停滞する見込みです。また、熱帯低気圧は9日には西日本の太平洋側で前線上の低気圧に変わるでしょう。低気圧周辺や東側を北上する暖かく湿った空気の影響で、前線の活動が活発な状態が続く見込みです。
このため、東海地方では、10日にかけて大気の非常に不安定な状態が続き、雷を伴った激しい雨や非常に激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。また、これまでの雨で地盤の緩んでいる所があるため、少しの雨量でも土砂災害の危険度が高まるおそれがありますので、土砂災害に注意・警戒してください。
■雨の実況
降り始め(3日午前7時)から8日午前10時までの降水量(アメダスによる速報値)
愛知県
田原市高松町 96.5ミリ
田原市伊良湖 95.5ミリ
西尾市一色町 88.5ミリ
岐阜県
大垣 82.0ミリ
高山市清見 76.5ミリ
白川村 71.5ミリ
三重県
尾鷲 472.0ミリ
熊野新鹿 370.5ミリ
御浜 265.0ミリ
静岡県
伊豆市天城山 487.0ミリ
伊豆市湯ヶ島 293.5ミリ
熱海市網代 277.0ミリ
■雨の予想
8日から9日にかけて予想される1時間降水量は多い所で、
愛知県 70ミリ
岐阜県 50ミリ
三重県 50ミリ
静岡県 50ミリ
8日正午から9日正午までに予想される24時間降水量は多い所で、
愛知県 200ミリ
岐阜県 180ミリ
三重県 200ミリ
静岡県 150ミリ
その後、9日正午から10日正午までに予想される24時間降水量は多い所で、
愛知県 120ミリ
岐阜県 150ミリ
三重県 120ミリ
静岡県 150ミリ
その後、10日正午から11日正午時までに予想される24時間降水量は多い所で、
愛知県 80ミリ
岐阜県 100ミリ
三重県 100ミリ
静岡県 100ミリ
線状降水帯が発生した場合は、局地的にさらに雨量が増えるおそれがあります。
■防災事項
低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒し、土砂災害に注意・警戒してください。また、竜巻などの激しい突風、落雷、降ひょうに注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。










