1月10日は「110番の日」でした。この110番にことし4月から新たな通報システムが加わります。鍵となるのは通報のおよそ8割を占めるスマートフォンの『ある機能』を使ったものです。

富山県警が4月から本格運用を始める新しい通報システム。これまでの通報とはどのように違うのか?今回、建物内で不審物を発見した想定で体験してみました。


細橋雄太 記者:
「建物内で不審物を見つけました(テスト)」

警察:
「けが人はいませんか、大丈夫ですか(テスト)」
「警察官がすぐ向かいますので、詳しい場所を教えてください(テスト)」

ここまでは普通のやり取りですが…。

警察官が必要だと判断した場合に通報者に動画や画像の送信を依頼。スマートフォンのショートメッセージに届いたURLにアクセスするとその場の映像をリアルタイムで共有できます。

警察:
「それでは撮影開始のボタンを押して、不審物の撮影をお願いします(テスト)」
記者:
「映像は届いていますか?(テスト)」
警察:
「はい、黒っぽいカバンで上には白い布か何か(テスト)」
記者:
「いざという時、口頭では焦ってうまく伝えられないこともあると思うのですが、このシステムなら現場の状況をカメラで映せばいいので、安心して通報できました」