観光客2人がクマに襲われた富山県立山町の観光スポット称名滝周辺は、15日も緊迫した警戒が続いています。称名滝周辺では、近年、クマの出没が相次いでいましたが、専門家は「人間への警戒心が薄い個体」が定着していた可能性を指摘しています。

立山町職員
「きのうに引き続き称名滝の現場の方、きょうは痕跡の確認とパトロールということでご同行いただきます」
クマによる人身被害から一夜明け、立山町の職員と警察、猟友会が現場周辺の捜索とパトロールを行いました。

町などによりますと、14日午後2時ごろ、立山町芦峅寺の称名滝の遊歩道で、富山市の86歳の男性と埼玉県の54歳の女性が相次いでクマに襲われ顔や手にけがをしました。
2人を襲ったクマは成獣で同一個体とみられますがまだ見つかっていません。

立山町農林課 佐伯悦野課長
「血痕を探していた時にスズタケを食べた跡と、それから血痕を見つけたのでたぶんここが第一現場じゃないかなということは、きのうの時点で特定しています。そこの場所はゾーン1と言ってクマがもともと生息している場所で捕獲できる場所ではない」

町は、15日も称名滝へとつながる「桂台ゲート」を閉鎖し、終日通行止めとしました。










