富山県南砺市の2つの市立病院の再編をめぐって、市民の意見がわかれています。一方、15日の市議会では、議員がそれぞれの考えを示し、南砺市民病院に手術と救急機能を集約する南砺市の方針に賛成する意見が上回りました。

南砺市議会の医療のあり方検討特別委員会では、市内に2つある市立病院の再編を巡る市の方針に対して、15日、それぞれの議員が賛否を明らかにしました。
南砺市の病院再編をめぐっては、人口減少や人手不足などから医療資源の集約が差し迫った課題となっています。

南砺市には、井波地域に南砺市民病院、福光地域に南砺中央病院の2つの市立病院があり、市は、そのうち市民病院に手術と救急機能を集約する方針を示しています。
一方、市は中央病院も維持し高齢者の慢性期疾患の治療拠点とするとしています。
14日までに、市による住民説明会が終了したことから、この日の委員会では、全議員のうち委員長と欠席者1人を除く15人が、市民病院へ手術と救急機能を集約する案に対する考えを述べました。
賛成
「執行機関の方針に賛成です。医師、看護師、建物、それらの面を考えて提案されたものと思っています」
反対
「つどいやすい、集まりやすい所にこそ病院はあるべきだと考えます。南砺中央病院にこそ集約すべき」

▼市民病院への集約に賛成する議員が8人
▼中央病院を推す議員が5人
▼判断を保留した議員が2人でした。
また、市議からは、住民説明会が2か所でしか開かれていないことから、市民への説明不足を指摘する声もあがりました。
市議会では、論点を整理した上で、検討・協議を重ねて、方向性をまとめたいとしています。










