今年2月の衆院選比例代表北陸信越ブロックで当選した自民党の田畑裕明議員について、富山県連の役職に就けないことが、8日の常任総務会で決まりました。当初は「顧問」とする案などが県連内部で浮上していましたが、無断・架空党員登録問題で政治不信を招いた田畑氏への反発が根強く、決定には至りませんでした。

自民党県連は8日、常任総務会を開き、田畑氏の処遇について協議しました。

田畑氏は2024年11月に無断・架空党員登録問題が発覚。県連の常任顧問を解任され、県連主催の行事に出席できなくなっていました。
ことし2月の衆院選では富山1区の公認を得られず、比例代表北陸信越ブロックに鞍替え出馬。6期目の当選を果たしました。

当選を受け、県連内部では当初、田畑氏を「顧問」とする案なども浮上しました。
しかし、先月14日、県連の執行部が自民県議に意見を聞いたところ政治不信を招いた田畑氏への反発の声が根強く、きょうの常任総務会で役職に就けないことを決めました。
出席者によりますと県議の半数近くが田畑氏を役職に就けることに反対したということです。

自民党県連 宮本光明幹事長
「選挙があったからと言って説明責任が果たされたわけではないとか、今も問題が大きいと。有権者の皆さん方からも批判的な意見があるってことはやっぱり多くの皆さん方から出されました」
毛田千代丸キャスター
「厳しい意見としてはやはり比例ではみそぎは済んでいないという意見もあったんでしょうか」
自民党県連 宮本光明幹事長
「それはありましたね。認めます。そのような意見があったということが」
宮本幹事長によりますと田畑氏は今後、北陸信越ブロックで当選した県在住の国会議員という位置づけとなり、県連の重要事項の決定には関わらない立場になるということです。

一方、県連の主催行事などには必要に応じて出席を要請するとし、今月23日の定期大会には田畑氏の出席が予定されています。
自民党県連 宮本光明幹事長
「私どもとしてはきょうこのタイミングで、一連の問題については終止符を。終止符を打たせていただいて。二度とこのようなことがないようには国会の先生、県会議員、それぞれの市町村支部も含めて厳正にこれからも対応していきたいと思ってます」

また、同じ比例代表北陸信越ブロックで当選した古井康介議員についても県連は役職に就けないことを決めました。










