富山地方鉄道本線をめぐっては、あいの風とやま鉄道と並行する滑川-新魚津間の存廃について議論が進められています。今月24日、この並行区間の今後10年間に想定される費用が示されました。廃線した場合の費用は約180億円と最も高く、自治体トップからは「廃止しても効果がない」との指摘も上がりました。県は新年度から議論を主導し、再構築事業も視野に検討する方針です。

富山地方鉄道 中田邦彦社長
「通勤・通学・観光の移動手段だけでなく、やっぱり鉄道としての価値というものがあると思います。そういうものを多面的・総合的に判断をしていただいて、本当に鉄道を残すのかどうなのかということについて、総合的に大所高所から判断をしていただくということが、本来のこういうあり方検討会の趣旨ではないかと」
地鉄本線をめぐる最大の焦点は、あいの風とやま鉄道と並行する滑川ー新魚津間の存続です。

試算案は、以下の3案に絞られています。
①現状維持
②営業運転を廃止し、回送用に線路を残す案
③廃線
沿線自治体の黒部市などは、2026年度から35年度の必要経費を算出しました。
24日開かれた富山地鉄本線のあり方を協議する検討会には、富山地方鉄道の中田邦彦社長をはじめ、富山県の新田知事、沿線自治体である黒部市、魚津市、滑川市、上市町のトップが出席。並行区間の試算結果が報告されました。










