富山市議会が可決した旧統一教会と関係を断絶する決議をめぐり、富山市内に住む50代の男性信者が16日富山市を提訴しました。男性は決議について信教の自由を侵害するもので、宗教差別だとし、取り消しなどを求めています。


富山市を訴えたのは市内に住む50代の信者、安田慎さん、仮名です。35年前、旧統一教会に入信しました。


安田さんは16日富山地裁に訴状を提出したあと、代理人弁護士同席のもとで記者会見しました。

安田慎さん(仮名):
「統一教会とその関連団体の関係を絶つ決議が9月28日、富山市議会で議決されました。これはただの宗教差別です。宗教を理由とした村八分でしかありません」