急ピッチに上昇を続ける長期金利、きょうも18年半ぶりの水準を更新です。

きょうの債券市場で、長期金利の代表的な指標である10年物国債の利回りは一時、1.965%まで上昇しました。

2007年6月以来、18年半ぶりの水準で、2006年につけた節目の2%も近づいてきています。

日銀が継続的に利上げするのではとの観測が強まっていることに加え、高市政権の積極的な財政政策による財政悪化への懸念から国債が売られています。

長期金利の上昇は住宅ローンの固定金利などに影響するほか、企業の資金借り入れ時の利息増加にもつながります。

あすは日銀・植田総裁がオンラインイベントに参加予定で、発言に関心が集まっています。