絵画を購入する、あいまいな説明に疑問…

そして同じ日、窓口業務を行っていた砂田千里さん(38)は、60代の女性から「現金250万円を引き出したい」と言われ、理由を聞いても詳細な返答はなく、一緒に訪れた家族からも「SNSで知り合った男性から絵画を購入するため」とあいまいな説明をされたといいます。

砂田さんは、本人が引き出すための意図を説明できないことに疑問を感じ上司に相談。警察に通報したところ“SNS型投資詐欺”の手口であることが判明しました。

砂田さんは、「手口が巧妙化している中で未然に防げたことはとても嬉しい。毎日のように詐欺被害のニュースがあり、これからもお客様のために心配していることに対応していきたい」と話していました。