参院選敗北の余波「支持離れを招いた」総括
チューリップテレビが田畑議員に対し男性に連絡や謝罪をしなかった理由などを質問状で問いましたが─。
回答文書(抜粋)
「ご質問に関しては特定の個人の方に関することですので、コメントは控えさせていただきます」
田畑議員の対応に、男性は不信感を募らせています。
父親が党員にされていた男性
「選挙っていうのは票の取り合いっていうことでマイナス票って入らないじゃないですか。私らがマイナス票持ってたら(田畑議員に)マイナス票入れるんですけども、それはマイナス票はないから別にそれはいいやろうというふうに思っておられるんじゃないでしょうかね」

田畑議員の幽霊党員問題は国政選挙にも大きな影響を与えました。ことし7月の参院選。自民党の現職候補だった堂故茂氏は、大票田の富山市で野党候補に2万票以上の差をつけられ、敗れました。

選挙特番
「国民民主新人の庭田さんを当選確実としました」
堂故氏
「結果が出なかったのは残念です。まだやり残したこともあります」
自民党県連は参院選の総括で敗因のひとつに「田畑議員の幽霊党員問題が党の支持離れを招いたこと」を挙げています。
自民党衆院富山1区 田畑裕明議員
「そうしたことが総括として盛り込まれたということは本当に申し訳ない気持ちでいっぱいであります」

毛田キャスター
「反省を受けて議員辞職だとか離党というお考えは今のところない」
自民党衆院富山1区 田畑裕明議員
「いやいやあの。(選挙で)負託をいただきましたのできちっとしっかり仕事をしていく。それに尽きるというふうに思っています」











