「教育する人がいない」…迫る“介護崩壊”

少子高齢化に伴い、深刻な人手不足に陥っているのが介護現場です。

厚労省によりますと、昨年度(2024年度)の介護職員数は213万人ですが、来年度(2026年度)は240万人の介護職員が必要と予想され、このままだと27万人が不足する見込みとなっています。

2040年度には、32万人の介護職員が不足する見込みで、まさに“介護崩壊” が叫ばれています。

一方、日本で介護を学ぶ外国人留学生は去年の時点で1万468人です。5年前の17倍に増えています。

介護の職を求める外国人材が急増しているにもかかわらず、なぜ、採用が進まないのでしょう。

県内で外国人材と介護施設の仲介業務を行うサンライズ・ネットワークスの梅沢廉さんです。

サンライズ・ネットワークス 梅沢廉さん
「外国人の介護職員の方々を指導とか教育できる職員が、そもそも足りてない。介護職員やっぱり少ないので、どこの施設も(足りてない)ので、教えたりとか面倒見たりするのが難しいっていう回答があります」