8日発生した台風23号(ナクリー)は9日、日本の南を北西に進んでおり、今後数日間で九州南部に接近する見込みです。
気象庁によりますと8日午後3時、フィリピンの東の北緯19度00分、東経138度05分において、熱帯低気圧が台風23号(ナクリー)になりました。
その後、日付が変わって9日午前3時、台風は日本の南の海上を時速30kmで北西に進んでいます。中心気圧は1000hPa、中心付近の最大風速は20m/s、最大瞬間風速は30m/sとなっています。強風域は全域で約220kmに広がっています。


▼ 9日午後3時には、台風は引き続き日本の南を時速20kmで北西に進む見込みです。中心気圧は1000hPa、風速は変わらず中心付近の最大風速は20m/s、最大瞬間風速は30m/sとなる予想です。
▼ 10日午前3時の予想では、台風は南大東島の東南東約230kmに位置し、引き続き北西に進む見込みです。台風の勢力に変化はなく、中心気圧は1000hPa、中心付近の最大風速は20m/s、最大瞬間風速は30m/sが予想されています。
▼ 11日午前3時には奄美大島の南約190kmまで北上し、12日午前3時には九州の南に達する見込みです。12日の時点で中心気圧は994hPaに低下し、中心付近の最大風速は23m/s、最大瞬間風速は35m/sにやや強まると予想されています。