手を出しづらい価格になってしまっては…

そんな中で起こった令和のコメ騒動。農林水産省によりますとスーパーでのコメの販売価格は、先月22日の週の時点で5キロあたり4211円と2週続けての値下がりとなりましたが4000円を超える高値が続いています。

政府は価格の安定に向けて備蓄米の放出を進めているほか、ことし7月にはコメの増産に舵をきる方針を示しています。

高止まりを続けるコメの価格に川邉さんは。

川邉孝之さん「やっと農業を安心して生産できる価格になったなと。今までギリギリのところで農業機械の購入であったり、農業資材の購入であったり。いつ生産が途切れるかも分からない状況の中でやってますので」
一方で。

川邉孝之さん「消費者の皆さんが、なかなかおコメに手が出しづらくなってきていることも聞いているので」「嬉しさ半面そして複雑さ半面」
コスト高で価格の引き下げが難しい中、新総裁には消費者の手取りが増える物価高対策を期待したいと話します。
川邉さん「物を買う方々の所得をぜひ増やしていただくための経済対策」「安心して安全に安定的な生活をできるように、政治を進めていただきたい。私たちの希望の星になっていただきたい」