「必死に掴んだJ2簡単に手放したくないよ」
30日の熊本戦後、選手たちがゴール裏のサポーターへあいさつに向かう途中、チームへのブーイングが止みませんでした。
ゴール裏前で整列後、重い空気を破ったのはキャプテンの吉平翼選手でした。
険しい表情でサポーターの前に立った吉平選手は、自らの言葉で胸の内を語ります。
キャプテン 吉平翼 選手
「聞いてくれ。あんだけ苦しんで掴んだJ2。俺らだって絶対勝ちたいよ。手放したくないよ。『もっとやれる』と見えているのは俺らが足りないけど、そこをもっとやらないといけないのも分かってるし、やってるよ俺ら。でもそんなに(J2は)甘くないんだって。俺らだって必死につかんだJ2そんな簡単に手放したくないよ。その気持ちは一緒じゃん。だから一つにならなきゃいけないんだって。苦しいときこそ。簡単だよ。文句なんて言うの。でもそれぐっとこらえて頑張ってるよ。みんなの力が必要なんだって。俺にはそれしか言えないよもう」