フィリピンの東をゆっくり北上している低圧部が3日までに熱帯低気圧に発達し、日本の南を北上して南西諸島や西日本に接近する可能性があります。また、前線を伴う低気圧の影響で東北地方では大雨に警戒が必要です。本州付近を南下する前線や高気圧の縁辺、低圧部や熱帯低気圧の周辺では大気の状態が非常に不安定となり、西日本から東日本、南西諸島を中心に激しい雨や落雷に注意が必要です。
フィリピン東の低圧部、熱帯低気圧へ発達か
現在、フィリピンの東をゆっくり北上している低圧部があります。この低圧部は、今後4日にかけて熱帯低気圧となって日本の南を北上し、南西諸島や西日本に接近する可能性があります。
熱帯低気圧に発達した場合、その周辺の下層暖湿気の影響で大気の状態が不安定となり、激しい雨や非常に激しい雨が降って大雨となる所があるでしょう。南西諸島では4日にかけて、西日本から東日本では4日は、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒が必要です。また、落雷や突風、強風、うねりを伴う高波にも注意が必要です。
  









