4日には日本の東海上へ - 勢力を維持したまま北東進

台風は4日3時には日本の東海上、北緯35度40分、東経148度10分付近まで進む見込みです。中心気圧994ヘクトパスカル、中心付近の最大風速18メートル、最大瞬間風速25メートルと、依然として強い勢力を保ったまま北東進を続けると予想されています。この時点で台風の中心は日本からかなり離れていますが、太平洋側では引き続き高波に注意が必要です。

5日には日本のはるか東へ - 日本への直接的な影響は小さく

さらに5日3時には台風は日本のはるか東、北緯35度20分、東経156度10分付近まで進む見込みです。中心気圧994ヘクトパスカル、中心付近の最大風速18メートル、最大瞬間風速25メートルの勢力を保ちながら、東へと進路を変える予想です。この時点では日本への直接的な影響は小さくなりますが、太平洋を航行する船舶は引き続き注意が必要です。

注意点 - 海上と沿岸部では警戒を

今回発生する見込みの台風は、日本列島に直接上陸する可能性は低いものの、日本の南岸から東海上を進むため、関東から東北の太平洋側を中心に強い風や高波をもたらす恐れがあります。特に海上や沿岸部では、風浪やうねりによる高波に警戒が必要です。また、台風の周辺には湿った空気が流れ込むため、関東から東北の太平洋側では雨雲が発達し、局地的に強い雨が降る可能性もあります。最新の気象情報に十分注意し、安全確保を心がけてください。