神経の圧迫や筋肉の緊張で様々な不調が…
ストレートネックは、スマートフォンの使用やデスクワークだけでなく、料理や椅子に座っての睡眠など、様々な「うつむき姿勢」が要因に。

また、運動不足でインナーマッスルが弱い人や、体幹が弱い人などもストレートネックになりやすい傾向にあります。

ストレートネックになると、首回りの筋肉が緊張し神経が圧迫されることで、「首や肩のこり」「頭痛」「めまい」「吐き気」など、さまざまな症状が引き起こされるのです。
ゆめたか接骨院グループ 高橋幸治総院長
「首が痛いと言って来られる方の半数はストレートネック。若い人は50%くらいがそうじゃないかなと」

サイクルロードレースの選手として活動している高校生の古金(ふるがね)さんもその1人。
高校2年生・古金蒼汰さん(16)
「常に重たいような、体のだるさが全体的に出てくるような感じでした」

スマートフォンの利用に加えて、バイクに乗る姿勢がストレートネックになった要因でした。
高校2年生・古金蒼汰さん(16)
「ヘルメットも被るので、前傾姿勢なんですよ自転車って。だから、とても頭が重くなって前に出てしまうので」

左の画像は古金さんが治療を始めた3か月前の姿。首が前に出て猫背気味になっています。
ゆめたか接骨院グループ 高橋幸治総院長
「本来は首を軸にして上を向かなければいけないのに、あごから上がってしまう。そうすると神経が圧迫される、首の筋肉が緊張するといった状態が起き、頭痛や肩こりといった症状につながります」