北日本も不安定…気圧の接近で大雨と強風

一方、オホーツク海には高気圧があり南東へ移動しています。この高気圧と西日本の高気圧の間で、北海道付近は気圧の谷となっており、上空の寒気の影響もあって対流雲が発達し、すでに一部地域では激しい雨が観測されています。

4日にかけてはアムール川中流付近からオホーツク海に低気圧が進む見込みです。この低気圧に向かって暖かく湿った空気が流入するため、北日本では大気の状態が不安定となり、雷を伴った激しい雨が降る所があります。

また、この低気圧と日本のはるか東の高気圧との間で気圧の傾きが大きくなるため、風が強まる地域もあります。北日本でも土砂災害、低地の浸水、河川の増水・氾濫に警戒し、落雷や突風、強風に注意してください。