東日本で大雨のおそれ…土砂災害に厳重警戒

東日本付近には現在、上空約9000メートル付近に氷点下33℃以下の寒気を伴うトラフ(気圧の谷)があり南下しています。

このトラフは3日にかけてゆっくりと南下し、4日にかけて西日本~東日本では気圧の谷となる見込みです。

日中の気温上昇や上空の寒気の影響で、午後を中心に大気の状態が非常に不安定となり、雷を伴う非常に激しい雨が降るおそれがあります。

特に東日本では7月1日の大雨の影響で地盤が緩んでいる地域があり、少量の雨でも土砂災害の危険度が高まる可能性があります。

関東甲信・東海地方では午後6時からの24時間で最大100ミリの雨量が予想されており、土砂災害、低地の浸水、河川の増水・氾濫に警戒が必要です。また、落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょうにも注意が必要です。

予想天気図 3日午前9時 気象庁