新人・出町譲候補は”角田市政”どう評価する?

新人・出町譲候補「私ですね、私の立場からなかなか言いにくい面もありますが、ただですね、やはり評価すべきことは評価すべき、しなきゃいけないと思ってるんです。例えばですね、18歳までのですね、子供の医療費、これ無償化っていうのは、これはなかなか私もですね、ちゃんと評価しております。それにですね、保育料などの無償化もですね、いろいろなさってます。こうした点は私やっぱり子育てっていうのはとっても大切になってきます。今、高岡の現状を見るとですね赤ちゃんが生まれる数がすごい少ない。だからこそ子育てに一歩踏み込んでいることは評価しております」

「ただ一方で私思うのはですね、やっぱり何ていうか、市政運営の不透明さとかですね。やっぱり市民に寄り添ってないんじゃないかと、そうしたことはすごく思うんです。例えば、市政運営の不透明さについてはですね、例えばダイエーの跡地の問題、この跡地の問題、突然決まって、そして、しかも土地開発公社という議会を通さないっていう形でですね、もう決めて、しかも相手側企業に合わせて3月末までに契約を結ぶ。これはなかなかですね私市民の理解も、議員の理解も私は得られないことだと思ってます。しかもその跡地を買って何にするか、その用途もはっきり決まっていない。それは私、やはりおかしいと思ってます」

「それにダイエー跡地だけではありません。最近出たものではですね、竹平記念体育館の隣にあるサブアリーナの話もですね、今年の1月突然ホームページ上にサブアリーナを建設する方針を表明なさって、そしてなおかつ、この4月からの予算に、もう設計費、基本設計のお金が組み込まれている。これ自体もとってもですねあまりに性急じゃないかと私は思ってます。やはりですね、大きな建物を建てるときは、この人口減少社会においては、しっかり審議してですね、議会で審議して、市民の皆様の理解を得なきゃいけない。私はそういう考えでございます」

「で、一方まだですね、市民の目線、市民の目線に立って市民に寄り添う政治を行っているのかどうなのかということも私とても疑問が思うんです。すなわち、大きな建物は建てるけど、一方でですね、例えば公共交通について、もっともっと踏み込んでやんなきゃいけない。私はそういう考えでございます。今ある既存のバス路線に関して、ずっと今赤字補填をずっと繰り返していらっしゃいます。そうしたことをもっと抜本的に変えなきゃいけないんじゃないか、私はそう思ってます。すなわち、一部の地域ごとの乗り合いバス、乗り合いタクシーみたいようなシステムをやっていらっしゃいますが、高岡市全体の交通体系をどうするかという明確なビジョンを出して、それを実現していくための方法をもっと考えなきゃいけないし、それを市役所の中で組み立てて、地域住民と話し合って、一歩ずつ踏み込んでやっていかなきゃいけない。そんな段階に私入ってると思うんです。だからこそ私はですね、あの公共交通に関しては、いわば、もう行政とバスなり、それなりに万葉線の会社なり、皆さんと一緒に行政が一歩踏み込んでですね、皆さんと協議しながら、新たな形の公共交通というのを作っていかなきゃいけない。私そう思ってます。そうした市民に寄り添うことをもっとやんなきゃいけないと思ってます」

「それに、市民病院の問題もですね市民病院の、なかなか厳しい経営状況、これもですね、もっとこのまま病院、高岡市の医療がどうなるかということを、もっと根本的に考えて、それで一歩踏み込んで態勢を組まなきゃいけない。私そう思ってます。いろいろ言いましたが、とにかくですね、市民に理解してもらう、市民に寄り添って市民に理解してもらうような行政の仕組み、これが大切だと思ってます」

「例えば空き校舎の問題もそうなんです。空き校舎の問題もですね、もっと市民に対話された、市民との対話の上で、どういうものにしていくか、どういう利活用があるのか、こういうことを考えていかなきゃいけない。それが私、市政として最も大切なことだと思っております。私にとっては本当にこの市政との向き合い方、これがこの4年間の議員生活をずっと続けてきた議員生活そのものでした」