新人・中川加津代候補は”角田市政”どう評価する?

新人・中川加津代候補「一言で言えば期待外れです。何よりも市民の方を向いていないと私は感じています。就任当初前回の選挙期間中でも104の政策を掲げて当選なさったんですけれども、今回市長選に臨むにあたって、150の政策集も出していらっしゃいますけれども、その政策の数っていうのは多ければいいっていうもんでもありませんし、これまでの4年間でその政策に対する評価っていうものがしっかりと検証されているのかっていうことを考えたときに、私は十分な検証がなされていないというふうに捉えています、はい。そもそもこういう数でいろいろ市民を混乱させているような感も私は否めないと思ってますし、ふわふわした政策で見栄えだけで、これよく、ジャミングって言いますけれども、惑わせてしまうような、そういう何か手法もあるのかなというふうに疑いたくなるなというふうに思ってます。達成しました。もうこれだけ政策自分が掲げたものを、マニフェストを90%100%取り組みましたと言われても、なかなかどんな成果が上がったのかっていうことは、非常にまだね、見えづらい。非常に危うさを感じます。はい」
「それから特に任期後半のところでは、独断専行でいろいろ市の政策を決めてきた感が否めないんじゃないかなと思ってます。例えば駅南の旧ダイエー跡地を取得しました。これもどういうプロセスでどういう方向性を持って購入したかっていうことも、非常に説明不足ですし、あと市庁舎計画、いろいろ公共施設の大きい課題ありますけれども、その中で市庁舎計画を優先しているような感も否めませんし、体育館問題もずっとこれまで四半世紀くらい考えてきてるんですけれども、庁舎含めてハコモノ政策についても今回竹平記念体育館の方にサブアリーナ建設を進めようとしてますけれども、これについても非常に独善的、独断的な感が否めないかなというふうに思ってます」
「もちろん現市長の政策が全て悪いと言っているわけではないんですけれども、市長の市政運営に対して議会もそのチェック機能が果たされているのかなということを総合的に高岡市の市政を捉える必要があるんじゃないかなと思ってます。それこそ最大会派さん、取り巻き集めて、自分のやりたい放題にやっているっていうことが、非常に大きな、私は市政運営を今後担っていただくにしても厳しい評価をしております。若さや実行力に期待した市民の方、多かったと思います。本当にそれがその期待に応えうる4年間だったのかっていうことを見たときに、もっと市民の方に議会だけではなくて、市民の方々にもそれを評価していただく、そういった視点が大事だなと思ってます。やりたいこと、やらなければいけないことっていうものをちゃんととらまえながら角田市長はこの4年間されてきたのか、しっかりと見定める必要があるんじゃないかなと思っています。はい」
Q.その他ありますか。
「そうですね。財政的なバランスなんですけれども、お若いっていうことで、子育て世代に非常に比重を置いた予算配分がなされているんじゃないかなっていう視点で持ってます。高齢者の方々がその分、割を食っているというか、そんなような視点も持っていますので税の使い道っていうことも、ちゃんと市民の立場に立っているのか、そのいただいている税金を総合的・公平にちゃんと配分しているのかっていうこともしっかりと評価していきたいと思ってます、はい。ぜひ何よりも議会あるいは、市政運営そのものが本当に今、危ういです。しっかりと市民の皆さんがここは評価していただく大切なポイントに来ていると思いますので、私も含めてですけど自分も立ち上がりましたので、市民の方々も気持ちをもう1回政治に向けて評価をしていただく、そういった大切なあの選挙にしていただきたいなと思います。ありがとうございました」

高岡市長選は6月29日投開票です。