前線の北上で西日本を中心に大雨警戒
華中から九州、日本の東にのびる前線は13日にかけて北上し、黄海から朝鮮半島付近、西日本を通って日本の東へと位置を変えていきます。14日には日本の南で次第に不明瞭となりますが、15日には黄海から北日本へのびる形となり、14日夜には日本海に低気圧が発生する見込みです。
この前線の活動により、西日本では15日にかけて、南西諸島では14日にかけて、東日本では14日から15日にかけて、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒が必要です。また、落雷や突風、局地的に竜巻などの激しい突風にも注意が必要となっています。
特に西日本では、これまでの大雨の影響で地盤が緩んでいる地域があり、少ない雨量でも土砂災害が発生するリスクが高まっている点に留意が必要です。

16日は西日本で警報級の大雨のおそれ
16日には西日本で警報級の大雨となるおそれがある見込です。これは暖かく湿った空気の流れ込みが強まることによるもので、すでに地盤が緩んでいる地域では特に警戒が必要です。
16日から17日にかけては、高気圧が日本の南へ張り出し、気圧の谷が日本海から北日本付近へと進む予想です。
18日から19日は引き続き高気圧が日本の南へ張り出し、次第に日本付近への張り出しが強まる見込みです。
