台風発生が遅くても、件数多いケースも…

日本気象協会 tenki.jp によりますと、台風1号の発生が6月以降にずれ込むのは、1951年の統計開始以来、記録的な遅さとなっています。

今年は6月9日午後6時までに発生していないため、統計開始以来5番目の遅さとなっています。

ただ、台風1号の発生が遅くても油断禁物です。
過去、台風1号の発生が6月以降にずれ込んだのは、6回ありますが、その内の3回は平年の発生数(約25個)より多くなっています。

また、上陸数も平年(約3個)か多い年が3回あり、台風1号の発生が7月にずれこんだ2016年は、6個の台風が上陸しました(統計史上2番目の多さ)。台風1号の発生が遅くても、その後ハイペースで台風が発生し、年間発生数や上陸数は平年並みか上回ることがあるため注意が必要です。