【北日本に影響】低気圧の動向も要注意
上空の寒気を伴う低気圧が中国東北部にあって東進しています。この低気圧は10日にかけてサハリン方面を通りカムチャツカ半島付近へ進む見込みです。
また、10日夜までに、上空の寒気を伴うトラフに対応する低気圧が日本海西部に発生して東進し、11日夜にかけて北海道付近へ進む予想です。上空の寒気と低気圧に向かう下層の暖湿気の影響で、北日本では11日、大気の状態が不安定となり、落雷や突風、降ひょう、急な強い雨に注意が必要です。
梅雨前線と気圧の谷 週間予報の見通し
12日から13日にかけては、前線は西日本付近に停滞するものの、東日本付近では不明瞭となる見込みです。14日から15日には気圧の谷が日本付近に進み、北日本は11日と15日に雨の降る所が多くなりそうです。
東日本と西日本は週間を通じて曇りや雨の降る日が多く、沖縄・奄美も曇りや雨の日が多いですが、11日と15日は晴れ間がある見込みです。
梅雨の季節らしい天気が続くので、最新の気象情報に注意し、大雨や雷、突風などに対する備えが大切です。
次に3時間ごとの雨の動きをシミュレーションで見ていきます。