太平洋戦争中、軍の命令で各地の動物園で動物たちの命が奪われました。その中を生き抜いたゾウの物語は今も合唱曲として歌い継がれていて、戦後80年のことし、富山県小矢部市のNPO団体がコンサートで披露します。

NPO法人「大空へ飛べ」の挑戦

小矢部市のNPO法人「大空へ飛べ」。毎年、たくさんの人たちが一緒に歌とダンスのステージを作っていて、この日は、3歳から83歳までおよそ80人が9月の本番に向け練習をスタートしました。

戦後80年のことしは、「平和」をテーマに掲げ、合唱曲「ぞうれっしゃがやってきた」を披露します。

この合唱曲の原作は、絵本「ぞうれっしゃがやってきた」です。

太平洋戦争中の実話を元にした、名古屋市の東山動物園(当時)のゾウをめぐる物語です。

子どもの参加者「動物たちが銃で撃たれて亡くなることは悲しかった」

子どもの参加者「動物とか銃に撃たれてこわかった」

子どもの参加者「あらためて嫌やな戦争って思いました」