残した禍根…一枚岩で闘えるか

多数決での採決に反対する途中退席者も。紛糾する中、採決は強行され、出席者94人のうち、12人が棄権。

82人による投票で賛成58、反対20、白票4となり、田畑議員を選挙区支部長に選任しないことを決めました。

自民党富山市連 中川忠昭支部長
「苦渋の選択なんです。しかし、今のこの現状を見ているとですね、そこを破っていかないと、当然有権者の皆さん方の信頼を得て、自民党に対する、あるいは自民党の候補者に対するですね、理解が得られないという思いでやっているわけなので。反対者もおられましたが、結果を受けてですね、しっかり取り組んでいきたいなと思っています」

田畑議員に求めることを問われると。

自民党富山市連 中川忠昭支部長
「説明責任を果たしてほしいと、これまでの説明では納得いかないということが基本にあるわけなので。まずそのことをしっかりとわれわれにも言っていただきたかったのですが、残念ながらそんなアクションが1つもなかったということに、非常に私は残念なことだと思っています」

参院選を前に禍根を残す形となった自民党。

市連は、県連を通じ、党本部に上申書を提出し、党本部が了承すれば、次の衆院選で田畑議員が公認を得るのはきわめて難しい情勢です。