「裸一貫でどん底から」不退転の決意を示すも… 

そしておよそ5か月後の5月19日。

田畑裕明衆議院議員
「ようこそきょうはどうも。お疲れ様でございます」

国政報告会を開催した田畑議員は一連の問題について陳謝したうえで、「引き続き国政で働く機会を」と出席者に支援を呼びかけました。

田畑裕明衆議院議員
「裸一貫。まさにどん底からはい上がるつもりで、ここまで取り組んできたのでございます。引き続き私に国政で働く機会を、そしてお支えをお願い申し上げたいと思います」

Q)田畑さんは説明責任を果たしたと思いますか
田畑裕明衆議院議員「果たしたってことは私から言える話ではありませんので」

一方、自民党富山市連は、「空席」となっている衆院選富山1区の公認候補となる選挙区支部長について協議。

県議、市議側は、田畑議員が、党員問題について説明責任を果たしておらず、参院選への逆風になるとの危機感から、田畑議員を選挙区支部長に選任しない意向を固めました。

一夜明け開かれた富山市連の総務会。県議、市議側が田畑議員を選任しない方針について、校下支部長らに賛同するよう求めましたが。

音声データ「こんな民主的でないやり方あるか、民主主義じゃないぞ」
音声データ「参議院選挙頑張るのが先だろう」「そうだよ、参議院終わってからやればいいじゃないか」「そうだそうだ」

チューリップテレビが入手した音声データには、田畑氏の処遇をめぐり出席者から飛び交う、怒号が収められていました。