気圧の変化や気温の変化で強まる『天気痛』

こうした気圧の低下や気温の変化で、頭痛や首や肩のこりなど体の不調を訴える人も増えます。

女性は、20代の頃から20年以上にわたり、頭痛に悩まされているといいます。

街の人
「気圧は本当に敏感に感じます。痛くなりそうだなっていうのはなんとなくわかります。重い感じとズキンズキンっていう波打つような頭痛」

このような症状について、医師に聞きました。

さくらニューロクリニック 松田博院長
「もともとあった痛みの症状が、天気が悪くなってくると、気圧の変化だとか、気温の変化だとか、そういうことで強くなるというのを『天気痛』

「天気痛」とは、気圧や気温、湿度の変化により頭痛や神経痛をもたらすとされるもので、耳の奥にある内耳のセンサーが気圧の変化を過敏に感知すると、自律神経のバランスが乱れ、体に影響を及ぼすといいます。