富山県砺波市で毎年この時期に開催されている芝桜まつりが、今年で最後となります。地域住民の高齢化がすすみ川沿いでの作業やまつりの運営が困難になったということです。

岸渡川沿い一帯に咲き誇るピンクの芝桜。

砺波市新屋敷地区で22日から始まった芝桜まつりは、毎年この時期に開かれていて、今年で11回目となります。

およそ2万株の芝桜が広がるこの美しい景観は、地域住民らが15年間、大切に守り続けてきたものです。

しかし、管理する地域住民の高齢化が進み、川沿いでの作業やまつりの運営が困難になったことから開催はことしで最後となります。

この日は、あいにくの曇り空となりましたが、この芝桜を一目見ようと地元の人々が訪れていました。

地元の人「今年の咲き具合はどうかなって。大きさは小さいんですけど綺麗に咲いてくれててよかったと思います」

管理する地元の人によりますと、ことしの芝桜は4月中旬に天気の良い日が続いたことから一気に開花し、今がまさに見ごろだということです。

新屋敷岸渡川倶楽部 野澤敬代表
「芝桜まつりはこれで終わりなんですけどもせっかくこれだけ綺麗になっているので見に来て楽しんでもらいたいです」