富山県産米の品質向上について県と生産者は10日、一等米の比率を90%以上にすること、田植えは5月15日ごろが目安と確認しました。

目標などは富山県やJAなどでつくる県産米の品質向上について話し合う会議で共有されました。

県では一等米の比率の目標を90%以上としていますが、去年のコシヒカリは89.0%でした。

ことしも夏場を中心に高温が予想されることから県は出穂後の高温を避けるため「コシヒカリ」について5月15日ごろの田植えを徹底し、計画的に育苗作業を行うなど品質向上策も確認しました。

また県は高温に強い品種「富富富」の作付面積を去年よりも約300ヘクタール増やすことも確認しました。