大雪がピークを越えて穏やかな天気になるほど注意しなければいけないのが屋根からの「落雪」です。水分を含んだ重い雪は一層危険が増します。

今シーズン最強寒波の影響で、県内各地には多くの雪が積もっています。
雪かき中の男性
「吹き溜まりになる所なので、1mほどたまっていますから、つぶれる前に」
専門家は寒波のピークが過ぎ去った後こそ、雪の事故に注意が必要だと警鐘を鳴らします。
防災科学技術研究所 雪氷防災研究センター
中村一樹センター長
「雪の災害で数十名から100名ぐらいの方が亡くなるんです、残念ながら。そのうちの8割ぐらい除雪中や屋根雪下ろしの事故。なので、寒波が去って除雪をしようという時にこそ、事故が起こらないように注意が必要」

足元ばかりに気を取られがちですが、上を見てみると「雪庇」と呼ばれる雪の塊がせり出している建物があちこちに。










