吹雪で真っ白「車が田んぼに突っ込んだ」

続いて到着したのは魚津市。一面真っ白で、道幅がまったくわかりません。

こちらでもまた、車が脱輪していました。

要請した男性によりますと、5日午後3時ごろから脱輪したままだということです。

要請した男性
「風が強くてホワイトアウトしていて、前がほとんど見えなかった。タイヤが(雪に)取られて田んぼに突っ込んだ」

魚津市の現場も手際よくこなし、約30分で無事に救助完了と思われましたが、再び吹雪でホワイトアウト。進行方向が分かりません。

JAF富山支部ロードサービス隊 沢越勇介 隊員
「もうちょい右側寄れますね。もうちょいもうちょい、オーライ、オーライ」「これでまっすぐ行ってください」

まわりが見えない中、最新の注意を払い何とか安全な場所に誘導し、無事作業を終えました。

記者「脱輪が多いですか?」
JAF富山支部ロードサービス隊 沢越勇介 隊員
「多いですね。多かったら(1日に)3件とか4件とか」

JAF富山支部によりますと、積雪のあるこの時期は1日1人あたり約5件の救助にあたると言います。結局6日は午前0時から午後4時までに富山支部が出動した件数は390件、普段の5倍にものぼったということです。

JAF富山支部ロードサービス隊 沢越勇介 隊員
「うまく除雪出来てない場所もあるので、行くとしても一回降りてから、道路の状況を見て行くかどうか判断してほしい。より安全な道を選んで走ってもらいたい」