電話1本で現場に駆けつけるロードサービスJAF。最強寒波の到来で県内でも4日から車のトラブルが多発し出動要請が殺到しています。その救助現場を取材しました。

雪の影響で多くなるのが車のトラブルです。

記者:「雪の影響で多くなるのが車のトラブルです。ロードサービスでは朝から救助の依頼が相次ぎ対応に終われています」

JAF富山支部ロードサービス隊 沢越勇介隊員:「今そちらの方お伺いします」

電話で救助を要請した女性「お願いします」

最初の現場は立山町。ところが、雪の影響で現場に向かうのも一苦労。

出発から1時間ようやく到着すると、脱輪した車がありました。

JAF富山支部では6日から愛知と静岡、石川の支部からも応援を呼び、12台態勢で最強最長寒波を迎えています。

出発から1時間。ようやく到着すると…
そこには脱輪した車が…。

JAF富山支部ロードサービス隊 沢越勇介 隊員
「右後ろと前輪も舗装された路面から落ちている。前から引っ張りたいが、前に回り込めないので、状況を見ながらゆっくり引っ張っていきます」

救助を要請した女性によりますと、5日午後7時ごろ、車を駐車するために自宅敷地内で切り返した際に脱輪しました。

現場は道幅が狭く、周りが雪におおわれていて、作業も困難を極めます。

車の周りの雪かきをすること約5分。
ようやく脱輪したタイヤが見えてきました。

JAF富山支部ロードサービス隊 沢越勇介 隊員
「これで、ひっぱっていけば出ていくと思います」

作業は全て1人、少しづつ慎重に引っ張りあげます。

JAF富山支部ロードサービス隊 沢越勇介 隊員
「あともうちょっと」

作業開始から45分。無事に車を引き上げました。

JAF富山支部ロードサービス隊 沢越勇介隊員
「走行中違和感あったら全然(JAF)呼んでくださいね」
救助要請した女性
「雪の中ありがとうございます」

休む間もなく次の救助要請が入りました。
次は雪が吹雪いて真っ白、道幅もわからなくなっている魚津市で脱輪した車が…。