負ければJ3降格が決まる明治安田J2の19位カターレ富山は9日、ホームの県総合運動公園陸上競技場で同8位サガン鳥栖と対戦し、3対1で勝利しました。同日開催の熊本が仙台に敗れたため今節でのJ3降格は回避、わずかながらにJ2残留に望みをつなぎました。
カターレは前半30分、今季限りで引退を表明している佐々木陽次が右足を振り抜いて決めたゴールが貴重な先制点となりました。そしてこのゴールが佐々木にとっては今季初得点です。試合は1-0とカターレがリードして前半を終了しました。
後半に入ってもカターレの勢いは止まりません。
後半14分、こぼれ球に反応した溝口駿がJリーグ初ゴールで2点目。
さらに後半19分、末木裕也のゴールも決まり、3-0とカターレがリードを広げます。
後半34分、鳥栖に1点を返されますが、カターレが3-1で4試合ぶりの勝利。残留への望みをつなぐ大きな勝ち点3を取りました。
なお、17位熊本が0-2で仙台に敗れたため、カターレの今節でのJ3降格は回避。
残り2試合で勝ち点差は4に縮まり、わずかながらにJ2残留に望みをつなぎました。










