多胎児家庭での虐待死リスク
単胎児家庭より2.5~4倍

2024年に富山県内で生まれた多胎児は69組。多胎育児は同時に2人以上の妊娠と出産、育児を担うことで身体・経済的な負担が大きいだけでなく、同時に複数の同年齢を相手にするため、子どもを平等に扱いたいとの思いが、心理的な負担として加わると考えられます。

このため、ますます外出しにくくなり、同じ悩みを持つ人との出会いもなく、産後うつや虐待のリスクが高くなるとされています。

日本多胎支援協会によりますと、多胎家庭での虐待死のリスクは単胎家庭より2.5~4倍と指摘されています。